伝説のやばい再開発シリーズ第1弾。青森市「アウガ」
総事業費185億円。青森駅前に「コンパクトシティの象徴」として建てた商業ビルです。全国の自治体が先進事例として視察に訪れました。
結末を先に言います。商業テナントは全撤退し、今は市の窓口部門、市民図書館、男女共同参画プラザが入った公共施設になっています。185億円の商業ビルが行政の入れ物に変わった。さらにこの影響で、別に計画していた市庁舎の建て替えまで当初の10階建てから3階建てに縮小されました。一つの失敗が連鎖して、市政全体が歪んでいます。
アウガの悲劇は開業前から始まっていました。中核テナントとして入居予定だった西武百貨店が1994年に撤退を決定。主役不在のまま2001年1月に開業した。結果は初年度から赤字です。売上は計画を大きく下回る約23億円で、最終赤字2億5,000万円。以降15年間、一度も黒…



